【フェンシング】カテゴリ説明

中世ヨーロッパで発祥し、「身を守る」「名誉を守る」ことを目的として磨かれ発達してきた剣技。現代ではスポーツ競技としてオリンピック種目にもなっている。フルーレ、エペ、サーブルの3種の武器があり、それらがそのまま種目名となっている。胴体のみへの「突き」を有効とするフルーレ、全身への「突き」を有効とするエペ、上半身のみへの「突き」と「斬り」を有効とするサーブル。それぞれの種目に見どころがある。世界的には人気のスポーツだが日本での競技人口は多くはない。しかし、北京五輪(2008年)の男子フルーレ個人で、太田雄貴が銀メダルを獲得。2010年の世界選手権大会では男子フルーレ団体が銅メダルに輝いており、今後は一層の選手強化と発展が期待されている。