【登山】カテゴリ説明

山に登ること。古くは宗教的な意味を込めて入山したり、交易や戦争など何らかの必要性から山を越えることはあったが、現代では信仰・流通のみならず、それ自体が目的となったスポーツ、娯楽として人々に親しまれている。スポーツとしての「登山」は国体に山岳競技があり、「縦走競技」と「クライミング競技」の2種目で構成される。縦走競技は、規定の重量を背負い、決められたコースを踏破する時間を競う。クライミング競技は、人工壁をフリークライミングのスタイルで登り、到達高度を競う。他にも山道を走ってその順位を競うトレイルランニングやヨーロッパで盛んな山スキーも登山競技の一種だ。レジャーとしての普及とともに山での遭難事故も増加しており、「登山届」を義務化する動きが強まっている。