【フリースタイル】カテゴリ説明

スキーで滑走しながら、エア(ジャンプしながら技を行う)などの技を披露するスポーツ。競技のなかには、凸凹のコブがある斜面を滑りながら途中でエアを行い速さと技術を競う「モーグル」、赤・青のコースに分かれた2人が同時に斜面を滑り1対1で勝ち抜けを競う「デュアルモーグル」、エア競技のみを競う「エアリアル」、複数の人数で同時に滑走し、カーブやジャンプ台のあるコースを滑走してスピードを競う「スキークロス」、半円筒状の斜面を使用してエアの技術を競う「ハーフパイプ」などがある。その歴史は、1930年代にノルウェーでクロスカントリースキーなどのトレーニングの合間に、アクロバットを行ったのが始まりとされる。1980年からW杯が開催され、1992年アルベールビル五輪からオリンピックの正式種目となった。トリック(技)にはただのジャンプだけではなくひねりを加えたエア、スピン、手を使って板を掴むグラブ、ターンといったたくさんの種類がある。なかには怪我の危険がある高度な技もあり練習には注意が必要だ。